朱三(読み)シュサン

デジタル大辞泉 「朱三」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐さん【朱三】

重三じゅうさん」に同じ。
三四の目をば重三重四とこそ言ふべきに、―、朱四と言ふことはいかに」〈平治・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朱三」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐さん【朱三】

〘名〙 (「しゅざん」「じゅさん」とも) 双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目に、ともに三が出ること。平治物語にみえる故事によるという。重三。〔譬喩尽(1786)〕

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