本立寺(読み)ほんりゆうじ

日本歴史地名大系 「本立寺」の解説

本立寺
ほんりゆうじ

[現在地名]韮山町韮山金谷

江川邸の東方にある日蓮宗寺院。山号は大成山、本尊曼荼羅。寺号は「論語」の「本立而道生」に由来し、韮山代官江川氏の菩提寺。江川氏は真言宗無量むりよう(韮山城跡の城池の南東に無量寺の地名が残る)を営んだが、日蓮伊東配流のとき英親が信徒となり、このとき母屋改築に火伏の棟札を贈られ、以来火災にあったことがないという。成立は明確でないが、江川氏の系譜(江川文庫蔵)では英盛が明応年中(一四九二―一五〇一)邸内にあった大乗庵を廃止、本立寺を創建したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「本立寺」の解説

本立寺

(東京都練馬区関町北4-16)
ねりまのとっておきの風景(地域景観資源)指定の地域遺産。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報