本村遺跡(読み)ほむらいせき

日本歴史地名大系 「本村遺跡」の解説

本村遺跡
ほむらいせき

[現在地名]大井町大井

砂川すながわ堀北岸の東原ひがしはら、標高一五―二〇メートルの低位台地に立地する旧石器時代縄文時代、さらに中世から近世前半に及ぶ複合遺跡。旧石器時代のものはAT降灰以前の関東ローム第VII層からブロックが三ヵ所確認され、ここから基部調整されたナイフ形石器五点、大型削器・掻器・角錐状石器各一点、横長剥片の石核二点、このほか大型石刃など多数が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報