精選版 日本国語大辞典 「末生・末成」の意味・読み・例文・類語
うら‐なり【末生・末成】
〘名〙
① 瓜などの、のびたつるの末の方になった実。つやがなく、味も落ちる。⇔もとなり。
※農業全書(1697)三「本なり、又は末なりのたねを用れば、必たねがはりする物なれば」
② 一番末に生まれた子。末っ子。
※雑俳・柳多留‐五五(1811)「うらなりの子をばころがし育て也」
③ 顔が長く青白くて元気のない人。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報