木頃村(読み)このころむら

日本歴史地名大系 「木頃村」の解説

木頃村
このころむら

[現在地名]日原町滝元たきもと

倉地くらじ村の南西、津和野川の上流左岸にある。津和野奥筋往還直地ただち(現津和野町)から当地を通って倉地村へ至る。対岸野広のびろ(現津和野町)である。木ノ頃村とも記す。慶長七年(一六〇二)の検地高三〇石余、野広村の枝村であった(「亀井家領郷村高帳」日原町史)。寛永一四年(一六三七)の高三五石余、田二町五反余・畑一町六反余(「検地帳」同書)。明治四年(一八七一)の総高三七石余・反別四町三反余、家数九(本百姓)・人数五六、牛九、象頭山ぞうずさん神社、米蔵一、鉄砲四、紙漉舟八(万手鑑)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android