木素貴子(読み)もくそ きし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木素貴子」の解説

木素貴子 もくそ-きし

?-? 飛鳥(あすか)時代の渡来人
百済(くだら)(朝鮮)の人。祖国滅亡により,天智天皇2年(663)余自信(よ-じしん),谷那晋首(こくな-しんす),憶礼福留(おくらい-ふくる)や,そのほか国民(くにのたみ)とともに来日。大友皇子(のちの弘文天皇)の賓客となり,10年兵法に通じているとして大山下(だいせんげ)の位をあたえられた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android