木梨山方村(読み)きなしやまがたむら

日本歴史地名大系 「木梨山方村」の解説

木梨山方村
きなしやまがたむら

[現在地名]尾道市しよう町木梨山方

木梨村南東にあり、もと木梨村と一村であった。高所に位置するため雨水に頼り、干害に悩むことが多い。元和五年(一六一九)の備後国知行帳では木梨村に含まれる。旧版「広島県史」所収の正徳(一七一一―一六)頃の記録に村名がみえ、高二四七・四石とされており、この頃までには分村したと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android