木村嘉平(3代)(読み)きむら かへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村嘉平(3代)」の解説

木村嘉平(3代) きむら-かへい

1823-1886 幕末-明治時代の木版彫刻師。
文政6年生まれ。江戸の人。家業つぎ,精巧な木版字彫りで知られる。安政元年鹿児島藩主島津斉彬(なりあきら)の依頼をうけ,11年かかって洋式鉛活字の刻字,鋳造にはじめて成功した。明治19年3月26日死去。64歳。名は房義(ふさよし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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