木曾福島町(読み)きそふくしままち

日本歴史地名大系 「木曾福島町」の解説

木曾福島町
きそふくしままち

面積:一五〇・八八平方キロ

木曾郡の中央部、狭い谷間を縫って南流する木曾川沿いに位置し、北は日義ひよし村、南は上松あげまつ町に接する。東は木曾駒きそこまヶ岳の断層崖の三角末端が迫り、西は御嶽おんたけ山麓開田かいだ村に地蔵じぞう峠・折橋おりはし峠で境する。木曾川を挟んで狭い段丘上に展開する旧福島町の市街地を中心に、くろ川・正沢しようざわ川・熊沢くまざわ川・八沢やさわ川などの支流に沿って旧村時代の黒川くろかわ上田うえだ岩郷いわごうの集落が散在している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報