木之免町(読み)きのめまち

日本歴史地名大系 「木之免町」の解説

木之免町
きのめまち

[現在地名]熱田区木之免町

東の田中たなか町境から西のほり川まで、町の長さ七一間余。この地はもと海中であったが、いつの頃にか築出して、熱田社の祝師田島丹波の領地となっていた。町並ができた年代は不詳。往古は毎年二月・一一月の神事に薪免として米一二石六升を貢進したので、「木ノ免」と名付けたという(雑志、徇行記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android