望月朴清(4代)(読み)もちづき ぼくせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「望月朴清(4代)」の解説

望月朴清(4代) もちづき-ぼくせい

1934-2007 昭和後期-平成時代の歌舞伎囃子(はやし)方。
昭和9年1月8日生まれ。望月流。父の9代望月太左衛門に小鼓(こつづみ)をまなび,昭和25年初舞台。30年尾上菊五郎劇団の「土蜘蛛(つちぐも)」公演立鼓を担当し,63年から劇団の囃子代表。11代望月太左衛門をへて,平成5年4代朴清を襲名し,55年ぶりに名跡を復活させた。10年人間国宝。平成19年9月20日死去。73歳。東京出身。暁星学園卒。本名は安倍啓仁(ひろまさ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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