精選版 日本国語大辞典 の解説 ある【有】 は 無(な)く無(な)きは数(かず)添(そ)う世(よ)の中(なか) 古歌の文句。生きているものは死んでいき、死ぬものの数はいよいよ増える世の中。無常の世のさまをいったもの。※小町集(9C後か)「みし人のなくなりしころ あるはなくなきはかずそふ世のなかにあはれいづれの日までなげかむ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報