月瀬紀行(読み)つきがせきこう

日本歴史地名大系 「月瀬紀行」の解説

月瀬紀行
つきがせきこう

一冊 伴林光平著

成立 安政六年

分類 紀行

解説 安政六年二月一九日伴林光平が橿村勝・滝野逸雄ら五人と奈良出発、月瀬で観梅笠置山を経て同二一日奈良に帰着する三日間の紀行文。梅樹の伝来梅林由緒、来訪の動機見聞を記す。和歌四六首を含む歌文集。

活字本 「伴林光平全集」(昭和一九年)ほか

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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