20世紀日本人名事典 「月山 貞一(1代目)」の解説 月山 貞一(1代目)ガッサン サダカズ 明治・大正期の刀匠 生年天保7年2月11日(1836年) 没年大正7(1918)年7月11日 出生地近江国犬上郡須越村(滋賀県) 旧姓(旧名)塚本 別名通称=弥五郎,号=雲龍子 経歴7歳の時、大坂の刀工・月山貞吉の養子となり、養父より鍛法を学ぶ。明治4年廃刀令で作刀をやめるが18年再開、39年勅によって備前一文字の伝を継ぐ。45年内務省の命で伊勢大廟奉献の太刀を鍛え、大正14年宮内省の命で御大典用太刀を上納。互の目丁子(ぐのめちょうじ)刀、彫物・銘字に秀でた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報