月の林(読み)ツキノハヤシ

デジタル大辞泉 「月の林」の意味・読み・例文・類語

つき‐の‐はやし【月の林】

公卿くぎょう仲間月卿げっけい
「昔わが折りし桂のかひもなし―の召しに入らねば」〈拾遺・雑上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「月の林」の意味・読み・例文・類語

つき【月】 の 林(はやし)

(禁中を天に、天子を日に、公卿を月になぞらえていうところから) 公卿の仲間。月卿
※拾遺(1005‐07頃か)雑上・四七二「昔わが折し桂のかひもなし月の林のめしにいらねば〈藤原後生〉」

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