最上寿之(読み)もがみ ひさゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「最上寿之」の解説

最上寿之 もがみ-ひさゆき

1936- 昭和後期-平成時代の彫刻家
昭和11年3月3日生まれ。37年モダンアート協会会員。50年「コテンパン」で平櫛田中(ひらぐし-でんちゅう)賞。56年中原悌二郎賞優秀賞。同年武蔵野美大教授。作品ユーモアのある題名をつけ,石彫木彫によるダイナミックな表現展開。神奈川県出身。東京芸大卒。作品はほかに「トッピンシャン」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「最上寿之」の意味・わかりやすい解説

最上寿之【もがみひさゆき】

彫刻家。神奈川県生れ。東京芸大卒。1960年―1969年モダンアート協会に属する。1963年初個展。1969年サン・パウロ・ビエンナーレ,1979年ART TODAYに出品。石彫と木彫を主に手がける。《トンカラリン》といったタイトルと合わさったユーモアを感じさせる作品が多い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android