書痴(読み)ショチ

デジタル大辞泉 「書痴」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ち【書痴】

読書ばかりしていて、世の中のことにうとい人。
書物収集に熱中している人。ビブリオマニア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「書痴」の読み・字形・画数・意味

【書痴】しよち

読書狂。〔唐書、竇威伝〕威、沈にしてり、群言を貫覽す。~子弟皆武を喜ぶ。獨り威のみ(たつと)ぶ。兄詆(そし)りて書癡と爲す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の書痴の言及

【愛書趣味】より

…この趣味の持主を愛書家bibliophileと呼び,それが極端に高じた状態をbibliomania,それに取り憑(つ)かれた人間をbibliomaniacといい,愛書狂,書痴などと訳される。読書家と愛書家とは必ずしも重ならない。…

※「書痴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」