書物箱(読み)しょもつばこ

精選版 日本国語大辞典 「書物箱」の意味・読み・例文・類語

しょもつ‐ばこ【書物箱】

〘名〙
書物を入れておく箱。本箱
泰平年表‐正徳二年(1712)六月古事類苑・官位六四)「是より林大学頭封緘の御書物箱も、以来御書物奉行封印すべき旨、久世大和守達す」
学問知識は広いが、独創的な才力のない学者のたとえ。
都鄙問答(1739)一「若又聖賢の心を知らずして教儒者あらば、小人の儒にして人の書物箱(バコ)と成べし」

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