書熨斗(読み)かきのし

精選版 日本国語大辞典 「書熨斗」の意味・読み・例文・類語

かき‐のし【書熨斗】

〘名〙
① 贈り物の包み紙や引き幕などにのしを付ける代わりに、略式文字で「」と書いたもの。
※雑俳・柳多留‐四九(1810)「かきのしを心で書て一歩借し」
② (形状が「」という字に似ているところから) 植物わらび(蕨)」の古名
※雑俳・柳多留‐三三(1806)「兄弟で書のしを喰ふいじっぱり」

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