書捨文(読み)かきすてぶみ

精選版 日本国語大辞典 「書捨文」の意味・読み・例文・類語

かきすて‐ぶみ【書捨文】

〘名〙
① 書いたままでほうっておいた手紙
浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)四「ここぞ江口の色みなと、〈略〉かきすてふみの数々の」
返事を必要としない、あまり重要でない手紙。

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