精選版 日本国語大辞典 「書加」の意味・読み・例文・類語
かき‐くわ・える ‥くはへる【書加】
〘他ア下一(ハ下一)〙 かきくは・ふ 〘他ハ下二〙 (室町時代頃からヤ行にも活用した)
① 後からさらに補って書く。書き足す。書き添える。
※類従本紫式部日記(1010頃か)寛弘五年九月一一日「院源僧都、きのふ書かせ給ひし御願書に、いみじきことどもかきくはへて」
② (比喩的に用いて) あるものを数に入れる。他のものの数に加える。〔日葡辞書(1603‐04)〕
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