精選版 日本国語大辞典 「暑気・熱気・温気」の意味・読み・例文・類語
あつ‐け【暑気・熱気・温気】
〘名〙
① 夏の暑さ。炎暑。しょき。
※為忠集(鎌倉中か)「涼しくも衣手かろし御祓川あつけはらひてかへるさの森」
※落窪(10C後)三「女君はあつけに悩ましうて見給はねば」
※玉塵抄(1563)五五「冶の字は火に入てかたうこわいかねをやわらげて、水や氷に入れてあつけをひやいて、物のなりにするぞ」
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