時儀・時議(読み)じぎ

精選版 日本国語大辞典 「時儀・時議」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぎ【時儀・時議】

〘名〙
※神宮文庫本発心集(1216頃か)四「時儀よく調て、行幸などる」
② その時、その場の状況状態条件に対応するその時の判断処理のしかた。
小右記‐寛弘二年(1005)三月二七日「今日儀不前例、若従時議歟」
随筆槐記‐享保一二年(1727)八月晦日「当時、関東の時儀を知らず」
※土(1910)〈長塚節〉一九「おつぎは襷をとって時儀(ジギ)を述べながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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