星間雲(読み)セイカンウン

デジタル大辞泉 「星間雲」の意味・読み・例文・類語

せいかん‐うん【星間雲】

星間物質が10光年程度の範囲に集まったもの。これらは、別々の速度で動き回っている。

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精選版 日本国語大辞典 「星間雲」の意味・読み・例文・類語

せいかん‐うん【星間雲】

〘名〙 星間物質が特に濃密に集まったもの。→星間物質

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世界大百科事典(旧版)内の星間雲の言及

【星間物質】より

…これらは当然,星と地球の間にある低温の星間ガスによるものである。また,これらの線は数本に分かれていることがあるので,星間ガスは一様に存在するのでなく,別々の速度で動き回っている雲からできていて,星間雲と呼ばれる。われわれの銀河系の中の水素ガスの分布は,波長21cmの電波の観測からよくわかっている。…

※「星間雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」