星縫(読み)ほしぬい

精選版 日本国語大辞典 「星縫」の意味・読み・例文・類語

ほし‐ぬい ‥ぬひ【星縫】

〘名〙 日本刺繍(ししゅう)技法一つ生地の縦・横にかかわらず、織糸一本ずつにかま糸を細くよった刺繍糸を巻きつけて、星のような点を表わす刺し方。芥子縫と同じ方法だが、星のように大きく表わすものをいう。星留めとも。
洒落本・繁千話(1790)「身代よりまっ先へくつしはじめの紋所うしろ三所に星(ホシ)縫にした袷羽織

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android