早足・速歩(読み)はやあし

精選版 日本国語大辞典 「早足・速歩」の意味・読み・例文・類語

はや‐あし【早足・速歩】

〘名〙
① 歩くのが速いこと。健脚であること。また、速く歩くわざ。
平治(1220頃か)下「天狗と夜々兵法を習ふと、〈略〉されば早足、飛び越え、人間の業とは覚えず」
② 急いで歩くこと。いそぎあし。
※漢書列伝綿景抄(1467頃)酈陸朱劉叔孫第一三「早足では二日ばかりでもいかうぞ」
③ (速歩) 歩行法の一つ。旧軍隊では、時速五キロメートル強程度の正規の歩法をいう。踵(かかと)から踵までの一歩の長さを七五センチメートルとすることを基準とし、一分間に一一四歩の速度で規定の姿勢で歩くこと。そくほ。
歩兵操典 第二編(1890)〈河村隆實〉生兵之部「早歩(ハヤアシ)に於て一歩の長さは」
④ (速歩) 馬術で、馬の歩度の一つ。一分間に二一〇メートル進むのを基準とする駆け方。並足(なみあし)駆足(かけあし)中間の歩度。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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