早足・早速(読み)さそく

精選版 日本国語大辞典 「早足・早速」の意味・読み・例文・類語

さ‐そく【早足・早速】

〘名〙
① (早足) 足が速いこと。速く歩くこと。急いで行くこと。また、すみやかな足づかい。急ぎ足。はやあし。
※拾玉得花(1428)「軍体は、凡修羅の風体なれば〈略〉足踏も、さそくをつかふ心根を持ちて」
② (形動) 行動動作がすばやいこと。すみやかなこと。気転がきくこと。また、そのさま。さっそく。
評判記・役者評判蚰蜒(1674)秋田彦三郎「とんづはねつの身のかるわさ鳥類ちくるいのさそくのきよう
婦系図(1907)〈泉鏡花〉前「お蔦機知(サソク)で柔能く強を制することを得たのだから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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