旦那場(読み)ダンナバ

デジタル大辞泉 「旦那場」の意味・読み・例文・類語

だんな‐ば【旦那場】

商人職人などが得意先を敬っていう語。得意場
「村でも気の好さ相な―では必ず借銭をした」〈森田草平煤煙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旦那場」の意味・読み・例文・類語

だんな‐ば【旦那場】

〘名〙 得意先。得意場(とくいば)
※俳諧・二息(1693)「かし金の質に旦那場取る乞食
※浮世草子・万の文反古(1696)一「毎年の手帳見あはせ、旦那場(タンナバ)失念なくまはり」

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