日光村(読み)につこうむら

日本歴史地名大系 「日光村」の解説

日光村
につこうむら

[現在地名]気高町日光

下坂本しもさかもと村の北西河内こうち川と浜村はまむら川の間に形成された小河谷に位置する。「因幡志」は越路こしじを枝郷としてあげる。地内には日光池があり、同池の北辺を伯耆街道が横断する。拝領高は一六五石余、本免は四ツ四分。藪役銀一五匁七分五厘が課せられ(藩史)、佃氏・百々氏・長門氏の給地があった(給人所付帳)。「因幡志」では家数三一。安政五年(一八五八)の村々生高竈数取調帳によると生高二八二石余、竈数四五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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