日光山堂社建立旧記(読み)につこうさんどうしやこんりゆうきゆうき

日本歴史地名大系 「日光山堂社建立旧記」の解説

日光山堂社建立旧記(堂社建立記)
につこうさんどうしやこんりゆうきゆうき

二冊

別称 日光山満願寺勝成就院堂社建立記

成立 元禄一〇年

写本 東京大学附属図書館

解説 日光山の各社寺の由緒・沿革、川・滝・山・湖などの名跡などを記す。奥書によれば、元禄八年に輪王寺宮公弁法親王の命により、修学院僧正玄海・大楽院法印全海・南照院法印見雄・護光院法印賢俊などが草案を作り、同一〇年清書成立したことが知られる。後世の「日光山志」などの地誌類の典拠ともなった。

活字本日光市史」史料編上

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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