无火殯斂(読み)ほなしあがり

精選版 日本国語大辞典 「无火殯斂」の意味・読み・例文・類語

ほなし‐あがり【无火殯斂】

〘名〙 死を秘するために、灯火をたかないで殯(もがり)をすること。
書紀(720)仲哀九年二月「竊かに天皇の屍を収めて〈略〉豊浦宮に殯(もがり)して、无火殯斂〈无火殯斂、此をば褒那之阿餓利(ホナシアガリ)と謂ふ〉を為」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報