旅歩(読み)たびあるき

精選版 日本国語大辞典 「旅歩」の意味・読み・例文・類語

たび‐あるき【旅歩】

〘名〙 家を離れて、他所をめぐること。旅をしてまわること。多く興行商用で旅行することをいう。たびまわり。たびありき。
滑稽本浮世床(1813‐23)初「立派にして通るものは旅歩(タビアルキ)はせずと、江戸に座居(すは)って事をするはさ」

たび‐ありき【旅歩】

※栄花(1028‐92頃)衣の珠「かかるたびありき見苦しと殿の御前申させ給へば」

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