新柳町(読み)しんやなぎちよう

日本歴史地名大系 「新柳町」の解説

新柳町
しんやなぎちよう

[現在地名]中央区東日本橋ひがしにほんばし二丁目

神田川河口部南側、大川(隅田川)西岸にあり、南は両国橋。沿革図書によれば貞享(一六八四―八八)の頃までは下柳原同朋しもやなぎはらどうぼう町の東にある苗木植溜、元禄年間(一六八八―一七〇四)には下級役人の屋敷地、宝永―正徳(一七〇四―一六)の頃に石置場となり、明和(一七六四―七二)頃からは西部が町屋(下柳原同朋町続新地)、東部川沿いが将軍の隅田川上陸場「上之御召場」であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android