斎火・忌火(読み)いむび

精選版 日本国語大辞典 「斎火・忌火」の意味・読み・例文・類語

いむ‐び【斎火・忌火】

〘名〙 汚れをはらい清めた火。火鑽(ひき)りで起こし、神に供えるものを煮炊きするのに用いるなど、神事に用いられる火。いみび。いんび。いむこ。いんこ。
本朝月令(789頃か)六月「高橋氏文云〈略〉火を鑽(き)らしめて此を忌火とし」

いみ‐び【斎火・忌火】

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