数紋（読み）カズモン

デジタル大辞泉「数紋」の意味・読み・例文・類語

ひいきの遊女や役者の紋を自分の紋と並べて衣服につけること。また、その紋。
「上には卵色の縮緬に思ひ入れの―」〈浮・一代男・七〉

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〘名〙多くの紋を染め抜いて衣服につけること。また、その紋。

※俳諧・西鶴大矢数（1681）第三七「月もよしよしやよしやとよしやふう数紋付て袖の稲妻」

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