敬田(読み)キョウデン

デジタル大辞泉 「敬田」の意味・読み・例文・類語

きょう‐でん〔キヤウ‐〕【敬田】

仏語三福田さんぷくでんの一。仏・法・僧など、敬うべきもののこと。敬うことによって福徳が得られるとされるところからいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「敬田」の意味・読み・例文・類語

きょう‐でん キャウ‥【敬田】

〘名〙 仏語。二福田、三福田、五福田などの一つ三宝を敬うこと。また、恭敬、供養すべきもの。田は、穀物を生じるように、福徳を生じるところの意。
※米沢本沙石集(1283)九「あがむべき三宝の敬田をも供養せず、報ずべき父母師長の恩田をも重くせず」 〔探玄記‐八〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「敬田」の読み・字形・画数・意味

【敬田】けいでん

供養田。

字通「敬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報