散残(読み)ちりのこる

精選版 日本国語大辞典 「散残」の意味・読み・例文・類語

ちり‐のこ・る【散残】

〘自ラ五(四)〙 散らないで残る。他のものが多く散ったあとにまだ残っている。
※頼基集(11C初か)「花だにもちりのこらなむすぎぬとん(も)をしむにとまるはるかともみむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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