散方(読み)ちりがた

精選版 日本国語大辞典 「散方」の意味・読み・例文・類語

ちり‐がた【散方】

〘名〙 まさに散ろうとするころ。散り始めるころ。散りかかる頃。
古今(905‐914)春下・八〇・詞書「折れる桜のちりがたになれりけるを見てよめる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報