散掛(読み)ちりかかる

精選版 日本国語大辞典 「散掛」の意味・読み・例文・類語

ちり‐かか・る【散掛】

〘自ラ五(四)〙
① 花・葉などが散って、物の上に降りかかる。散って、物の上に落ちる。
古今(905‐914)春上・四四「年をへて花の鏡となる水はちりかかるをや曇るといふらむ〈伊勢〉」
② 散りはじめる。

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