攻上(読み)せめのぼる

精選版 日本国語大辞典 「攻上」の意味・読み・例文・類語

せめ‐のぼ・る【攻上】

〘自ラ五(四)〙
① 都の方へ向かって攻めて行く。
愚管抄(1220)二「源氏の武士東国北陸等せめのぼりしかば」
太平記(14C後)一一京都へ責(セメ)上るべしと聞へしかば」
② 攻めて城などのある高地へのぼる。
※室町殿日記(1602頃)八「日向守先陣天王山へとおしあぐる。秀吉の先陣もおめきさけんで責のほる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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