支\痞がおりる(読み)つかえがおりる

精選版 日本国語大辞典 「支\痞がおりる」の意味・読み・例文・類語

つかえ【支・痞】 が=おりる[=さがる]

つかえの病気がなおる。また、胸のふさがるような苦しさがなおる。
浄瑠璃傾城酒呑童子(1718)一「撫でて貰はずば、おなかのつかへはおりまいといふも笑ふも恋なれや」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一「此返報をしてやってから、やっと胸の痞(ツカヘ)が下りた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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