精選版 日本国語大辞典 「撥掛」の意味・読み・例文・類語
はね‐か・ける【撥掛】
〘他カ下一〙 はねか・く 〘他カ下二〙
① 土などをはねあげてふり掛ける。
※宇治拾遺（1221頃）一三「土はねかけて、家を思ふままにつくりてけり」
② 水などをはねとばしてかける。
③ 人に罪をなすりつける。責任を転嫁する。
※天草本伊曾保（1593）イソポの生涯の事「アレコソ ソノ ジュクシヲバ タベタレト fanecaqeôzuruni(ハネカキョウズルニ)」
はね‐かか・る【撥掛】
〘自ラ五（四）〙 水などがとび散ってかかる。
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