デジタル大辞泉
「揺蕩」の意味・読み・例文・類語
よう‐とう〔エウタウ〕【揺×蕩】
[名](スル)ゆれ動くこと。また、ゆり動かすこと。蕩揺。
「ゆらゆら―しながらたったひとりで歩いている」〈太宰・お伽草紙〉
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よう‐とう エウタウ【揺蕩】
〘名〙 ゆれ動くこと。また、ゆり動かすこと。
動揺。
※徂徠集(1735‐40)二・晩宿江戍「伏
レ枕終揺蕩、出
レ波月没
レ洲」 〔
荘子‐
天地〕
たゆたゆ‐し【揺蕩】
〘形シク〙 あちこちにゆれ動いて定まらない
状態である。ぐずぐずしている。
※夜の
寝覚(1045‐68頃)五「さやうのすぢを思ひもよらずたゆたゆしくてのみながらへて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報