握詰(読み)にぎりつめる

精選版 日本国語大辞典 「握詰」の意味・読み・例文・類語

にぎり‐つ・める【握詰】

〘他マ下一〙 にぎりつ・む 〘他マ下二〙 握っておしかためる。また、握りしめてはなさずにいる。
※清原国賢書写本荘子抄(1530)四「手をにきりつめてゐれば、伸かぬるもの也」
浄瑠璃源平布引滝(1749)二「障子一重の行綱が柄も砕と握(ニギ)り詰(ツメ)息を呑でぞ扣へゐる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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