掻き添ふ(読み)カキソウ

デジタル大辞泉 「掻き添ふ」の意味・読み・例文・類語

かき‐そ・う〔‐そふ〕【×掻き添ふ】

[動ハ四]ものにより添う。
「暗き戸のはさまに―・ひて待ち立てるほど」〈今昔・三〇・一〉
[動ハ下二]髪の毛などを手を添えてかきなでる。
「ほの見えし尾花すゑたる妹が髪いつゆるるかに―・へて寝む」〈木工権頭為忠百首〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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