掴投(読み)つかみなげ

精選版 日本国語大辞典 「掴投」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐なげ【掴投】

〘名〙
① つかんで投げること。
相撲のきまり手の一つ相手のまわしをつかんでそのままつり上げてから、手を離して相手を投げ捨てる技。普通の投げ技は右から左へ、左から右へと投げるが、これは、右から右へ、左から左へというように、つかみ上げてから、落とし投げる技で、実力に差がなければきまりにくい。〔相撲講話(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android