掛外(読み)かけはずし

精選版 日本国語大辞典 「掛外」の意味・読み・例文・類語

かけ‐はずし ‥はづし【掛外】

〘名〙
① かけたり、はずしたりすること。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一三(1763)天二「紺屋では千(せン)の矢先きのかけはづし」
魚釣りで、釣り針水底の岩などに引っかかって取れないとき、それをはずすのに用いる道具。鉛でできた三日月形のものが多い。
商品取引戦前株式取引で、現物を持っていて清算市場売りに出していた人が、現物を渡さないで、買いもどすこと。〔新聞語辞典(1933)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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