精選版 日本国語大辞典 「水底」の意味・読み・例文・類語
み‐な‐そこ【水底】
※万葉(8C後)二〇・四四九一「大き海の美奈曾己(ミナソコ)深く思ひつつ裳引きならしし菅原の里」
みず‐そこ みづ‥【水底】
〘名〙 川や海の底。みなそこ。
※坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉五「糸が水底へついた時分に、船縁の所で人指しゆびで呼吸をはかるんです」
すい‐てい【水底】
〘名〙 水の底。みずそこ。みなそこ。
※懐風藻(751)晩秋於長王宅宴〈田中浄足〉「水底遊鱗戯、巖前菊気芳」 〔詩経疏‐周南・漢広〕
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