掛剣(読み)かい(くわい)けん

普及版 字通 「掛剣」の読み・字形・画数・意味

【掛剣】かい(くわい)けん

呉の延陵季子が、生前に徐君の欲していた剣を、その墓にかけて贈った故事信義に敦いことをいう。唐・杜甫〔李尚書を哭す〕詩 徐に留むる劍を掛けんと欲するも ほ(王子が)戴(安道)をふのを廻(めぐ)らす

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報