授記・受記(読み)じゅき

精選版 日本国語大辞典 「授記・受記」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐き【授記・受記】

〘名〙 (vyākaraṇa訳語) 仏語。十二分教の一つ。仏が弟子成仏認可を授けること。すなわち、未来に悟りを得ると予言すること。
法華義疏(7C前)二「第二従爾時四部衆以下。明大衆見舎利弗授記。発随憙心。供養如来」 〔勝鬘経‐真実義功徳章〕

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